腰痛は年齢のせいなのか?

腰痛の原因は「歳をとったせい」と思われがちです。だから仕方ない、と考える人も多いかもしれません。病院などで加齢性の腰痛症と診断され、医師から「歳のせいですね」と言われれば、それなら仕方がないとあきらめてしまう方も少なくありません。

確かに、高齢の女性に多い骨粗しよう症 にかかると圧迫骨折を引き起こしやすくなります。しかし、こうした病気を除けば加齢だけが腰痛の原因ではありません。

もちろん、年齢を重ねるにつれて筋力は低下しますし関節も硬くなってきます。筋力が落ちてくると骨盤を水平に保ちにくくなり、背骨が曲がってくることも多いので、腰の痛みも出やすくなります。

shitoukinまた、腿の前側の大腿四頭筋の働きも低下します。この筋肉は膝を伸ばす役割をし、カラダを直立させるために働く重要な筋肉です。

ここが弱くなると筋力に左右差が出やすくなり、どちらかの膝をしっかり伸ばせなくなってしまいます。そうなると左右の脚の長さが微妙に変わってくることもあります。

そこから骨盤に傾きが生じ、背骨が正しい動きをできなくなる。このような状態で長く過ごすと、腰椎が変形してしまい、慢性的な腰の痛みにつながります。

ただ、いずれの場合も加齢そのものが原因で腰痛になるのではありません。正確には、加齢によって椎間板や背骨が変形して腰痛になるのではなく、間違ったカラダの使い方を長年続けたせいで一定の部位に負担がかかり腰痛が起こるのです。 ですから、高齢者であっても正しいカラダの使い方ができていれば腰痛に悩まされずに済むのです。

問題なのは年齢ではなく「カラダの使い方」が悪いことです。

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近年では年齢に関係なく腰痛に悩む人が増えています。10代、20代の若い女性ですら腰痛を訴えて来院されます。ハイヒールのせいなのか姿勢が悪い女性が多いです。その悪い姿勢を放置した結果が腰痛です。

そして困ったことに、若い人の場合は まだまだ体力もあるせいか、自分の症状をあまり深刻に受け止めていません。少し痛みが和らげば安心してしまい、根本的な改善に目を向けません。しかし、若いからといって油断は禁物です。原因はカラダの使い方が悪いせいなのですから、それまで同様の生活を続けていると慢性化することもあります。

当院では腰痛にならないためのカラダの使い方やエクササイズを指導しています。健康なカラダは、人生を充実させるためにとても大切。しっかりメンテナンスをして、上手に長く使い続けましょう。

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